日常

さよならバイバイ


朝、出勤する時に息子にバイバイをする。無視をされる。もう一度バイバイをする。息子はパパがどこかに行ってしまうという現実を把握。床に突っ伏し泣き喚く。パパ行かないでと。
おれとしてはすごく嬉しいが、仕事に行かなければならない。いくら泣き喚いても玄関に降りたまま家の中にパパが戻らないのを確認した息子は、一度リビングへと戻る。
やっと諦めたか…と思ったのも束の間、手にはボール。

ボールをどうするんだ…?と思って見ていると玄関に投げ始める。両手に持った二玉を同時に投げる。

もっと遊んでという抗議…?最初はそう思った。しかし、解は微妙に違う、家の中のものを土足の場所に投げるとパパが拾ってくれるはず=もう少しいる。ということらしい。つまり、家の中のものを持ってきては投げるを繰り返せばずっと家にいる…!

おれは気付いた。ボールを拾って玄関に投げちゃダメと何度返してもまた投げることに。あぁ…これは引き止めようとしてるんだなと。

そうわかってしまえば、投げたものを無視するしかない。扉を開けて強引に出て行く。さらば息子よ。


 

 

といった感じが毎朝の光景だったんですが、昨日の朝初めてバイバイをしてくれました!満面の笑みで!

どういう心変わりかはわからんけど、2回3回バイバイをしたら毎回してくれた。めっちゃ嬉しい。

まあ行かないでと抵抗する姿も可愛かったんだけどね。でもやっぱり成長の嬉しさに勝るものはない。

掃除をしていたら掃除機を奪われるのも毎朝の光景の一つ。

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