転んで傷ついた膝小僧なら

日常

自由が全くない!

朝起きてトイレに行こうとすれば、まず電気をつけられる。そしてトイレの蓋をあけられてそこで「どうぞ」と声がかかる。ささっと事が進む時はいいんだけど、電気を勝手につけると怒られるし、かといってつけてといってもつけてくれないことも多々ある。

やっとのことでトイレを終えて2階の寝室から1階に降りようとすると「手つなぐ!」との声がかかる。階段を降りるには手を繋がないと降りれないらしい。一歩一歩楽しそうに降りるのでこれもまた時間がかかる。

さあやっと1階に辿り着く。まず最初に何が始まると思う?なんとなく予想はつくと思う。そう1階の電気をつけ始める。リビングとか必要なところの電気をつける。必要ない部屋の電気をつけないのはまだ幸いと言えるのだろうか。朝はシャッター閉まってて暗いからね。電気をつけるのは正解の行動ではある。

電気はつけ終わった。次は新聞を取りに行って植物にお水をあげに行かないといけない。この行動も把握されている。音を立てないように静かに玄関から出ようとしても、微かな物音を頼りに「パパはー?」と玄関に向かってくる。スニーキングミッションはいつも失敗する。

しょうがなく行動を共にする。じょうろに水を入れてやると実をつけることをやめたイチゴに水をあげる。「いちごー?」と言うからイチゴと答える。もう今年は実はならないよって言っても聞く耳をもたない。

その間におれはホースで水をあげる。この時も注意が必要。自ずからホースのシャワーに突撃してくるとがある。冷たい水が気持ちいいのか、水も滴るいい男になりたいのかよくわからない。時々ホースもやりたいというので持たせてあげることもある。後ろで細心の注意を払いながら。前にいるとシャワーの雨でお陀仏だ。

お水をあげおわると次に新聞を家の中に持ち込む。
まず郵便受けのロック解除が必要だ。解除コードはおれしか知らない。うまく解除コードへ誘導しつつ自らが解除したようにさせるのは非常に困難な作業。勝手に開けてしまうとご機嫌を損ねるので、なんとか誘導して解錠。満面の笑みで新聞を室内へと持ち込み。

息子が新聞を読んでいる間にやっと自分のご飯が食べれるようになる。息子は新聞を読みながらの食事。

 

毎日がこんな感じです。もう少しゆっくりさせてくれ!!

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